外国人技能実習生受入企業の本音

受入をすると出てくる様々な問題や課題。
本来なら企業と二人三脚で行くはずの監理団体が
まったくダメダメなところだった・・・・
いーかげんな監理団体に引っかかってしまい
苦労や葛藤や問題や事件が多発する現状。

これから技能実習生の導入検討をしている企業さんや
いーかげんな監理団体を糾弾したいと思われている
企業さんの架け橋的ブログです。

①面接から配属までのありえへん話

うちに来た実習生は個々に皆いい子でした。
優しい子・親思いな子・一生懸命仲間の調和を図ろうとする子 等々
ただ、配属されて必ず、全員が全員「聞いてきた仕事と違う。聞いてきた給料と違う。」・・・って これ何?!


現地に面接に行く前に作業風景のビデオを送り作業内容を伝え、
募集段階で見せて説明してそれをわかったうえで、面接に来て。
もし、募集時点でこの会社に行きたいって思う子がいなかったら
そんな子が出てくるまで待つよ。賃金・業務内容のミスマッチは
一番の不満になるからね。。。。。って


うちは監理団体にずーっと要望してきた。


だがしかし。


毎度面接には10数名ずらっと並ぶ。


面接時にも一度作業内容と賃金を説明しているにもかかわらず何故??


よくよく調べてみると
□送り出しの通訳が違うことを言ってる
□送り出しのスタッフが「最初はこの賃金・でもすぐ昇給する」的な事を言う
□厳しいことを言っているだけ、本当はそんなに難しくないと嘘
□A君の代わりに面接行って、何言われてもハイっていうんだよ
・・・と、あげたらきりないがこんな嘘みたいな話がどんどん出てくる。


それ以前に彼らは送り出しの下請けブローカーを通って面接に臨んでいる。
そのブローカーの甘~い言葉をまず信じて面接に来ている。
んで、輪をかけて送り出しが上記のようなことを言っている。


送り出しちゃえば関係ないとでも言わんばかりに。


そしてどの子もブローカー、送り出しに多額のお金を積んで渡航してくるのですよ。


日本で3年間で500万貯められるって聞いてきた子
楽な業務内容になると信じてきた子


そんな彼らが実際配属されると「話違うじゃん!!!」となり
「もぉ帰りたいよおぉぉぉ」となり、それを先輩たちが
「大金積んできちゃったんだから我慢してやろうよ」とひたすら説得する・・と
最初から不満がたまった状態で実習がスタートする。
そんなんじゃ全然仕事だって生活だって楽しくない。


当然、荒れますわな


で、監理組合に「ミスマッチ!話違うじゃん!!!」って抗議するわけですよ
すると組合は「送り出しには自分なりに伝えている」で終わっちゃうんですよ。


んなバカな!それだけ??


企業と実習生は投げっぱなしジャーマンを食らった状態です・・・